[ 社内コラム ] 国際ロボット展Vol.10 iREX2019 訪問

12/18から東京ビッグサイトにて開催され、12/19(金)と12/20(土)に見学した。

12/20(土)は、幼児や小学生同伴の親子や高校生グループ多数、
学生無料という主催者側の配慮は将来の市場拡大を見越したものだろう。
産業展示会で多数の子供同伴を見たのは初めて、産業ロボットが子供から大人まで馴染む時代になったものだと感心した。
もっとも父親の見学と家族のレジャー兼用の行事だったかもしれない。


産業用ロボットは10年前に自動車工場見学の溶接塗装工程で見たが、
不二越NACHiの新機種はしなやか動作と美しい外観。
飛行機エンジン製作の巨大機材は1,700kgの世界最大の搬送能力FANUC製。


安川電機ブースでは、防滴食品仕様など多数の機材、組立工程と配膳工程、段ボール箱の組立ロボット、搬送ロボット等豊富で業界トップの内容。

ヤマハ発動機ブースは、リニアコンベアアプリにキャプチャーとアクチュエーターという専門展示なのに不思議と親子多数が溢れていたので私も見学した。

親子の関心事は展示のバイクとビデオだった。
自動運転のバイクに、人間の運転をデータ化して入力し、人の運転するバイクと時間勝負をして、僅かの差異で自動運転が人間に負ける内容のビデオをプレゼンの空き時間にエンドレスで流していた。
プレゼンの時間になると、人がすーっと引いて気の毒だった。
バイクを見ると、人ロボット状の制御装置を装着し、アンテナが二本見える。

当社は縫製関連の自動機をすでに導入しており、今回の展示会で見た搬送ロボットから検討したいと思った。